【富山市の整備工場】車のエアコン修理完全ガイド

富山県もここ数年、夏場は気温が非常に高く最高気温を更新することも珍しくありません。毎年酷暑の富山県でも快適にドライブをするための方法をお伝えいたします!

1.エアコンが効かない主な原因

快適な車内環境を提供してくれるエアコンですが、時に効かなくなることがあります。その主な原因として、以下の三つが挙げられます。冷媒ガスの不足、コンプレッサーの故障、電気系統の問題です。これらの問題は一般的によく見られるもので、エアコンの効き具合に直接影響を与える重要な要素です。

また、エアコン関係は車検や定期点検の項目に含まれていないことがほとんどで、少しでも不具合を感じた場合こちらから依頼することが必要となることを忘れないようにしましょう!

1.1. 冷媒ガスの不足

エアコンが冷えない主な理由の一つに、冷媒ガスの不足があります。冷媒ガスとは、エアコン内部で熱交換を行う際に使用されるガスのことで、これが不足すると十分な冷却効果を得られません。ガスが漏れる原因としては、接続部分の劣化や損傷が考えられます。定期的なメンテナンスにより、ガスの補充や漏れの早期発見を行うことが重要です。また、ガスの種類によっては環境への影響も異なるため、適切な取扱いが求められます。

1.2. コンプレッサーの故障

コンプレッサーはエアコンシステムにおける心臓部にあたり、冷媒ガスを圧縮して循環させる役割を担っています。このコンプレッサーが故障すると、冷却機能が正常に働かなくなります。故障の原因としては、長時間の使用による摩耗や内部の汚れ、電源トラブルなどがあります。修理や交換は専門的な知識が必要なため、故障した際はプロの技術者に診断を依頼することが大切です。定期的な点検で寿命も延ばすことができるので、メンテナンスのサイクルを守ることが肝心です。

1.3.エアコンフィルターの詰まり

エアコンフィルターは、供給する空気の汚れやごみを取り除く役割を持っています。このエアコンフィルターが長年の使用により目詰まりを起こすことで空気の循環が悪くなり、エアコンの効きが悪くなることがあります。エアコンフィルターは大抵1年に1回、または1万㎞に1回の交換が推奨されています。エアコンフィルターの交換は車検や法定12ヵ月点検など、定期点検を実施する際に交換を勧められることが多いと思いますが、提案を受けたら交換することをオススメします。

2. 自分でできる簡単チェックポイント

エアコンの効きをチェックする場合、意外と簡単にできるポイントがいくつかあります。簡単なチェックを定期的に行うことで、エアコンの効きが悪い原因の追究や、突然の故障を未然に防ぎ、快適な毎日を過ごすことに繋がります。そこで、今回は自宅でできる簡単なチェックポイントをいくつかご紹介したいと思います。

2.1. エアコンフィルターの目詰まり確認

エアコンの効率を保ち、清潔な空気を維持するためには、フィルターの目詰まりを定期的にチェックすることが重要です。フィルターが目詰まりしてしまうと、エアコンの能力が低下し、消費電力が増加してしまう場合もあります。また、空気の流れが悪くなり、不快な臭いの原因になることもあるのです。日本車メーカーの場合、エアコンフィルターはグローブボックスの奥に設置されていることがほとんどです。

簡単な作業です【グローブボックスの取り外し】タントを使って撮影してみました。 - YouTube

https://youtube.com/playlist?list=PLVuGRT7WHNpCHKWrSiAiZ39nwkHs77x6wダイハツムーヴラテご覧いただきありがとうございます助手席の前にあるグローブボックスの脱着方…

参照:チャンネル名「ちょうどいい整備士すすむッチ」、動画タイトル「簡単な作業です【グローブボックスの取り外し】タントを使って撮影してみました。」

明らかに汚れている場合はご自身で交換するか、不安な場合は整備士に相談しましょう。エアコンフィルターの交換は、10分程度で終わることも多いため気軽に相談することをオススメします。

2.2. 整備記録簿の確認

車検や法定点検を受けている場合、過去に実施した整備の内容は整備記録簿に記載することが義務付けられています。過去の整備履歴を見ることで整備の有無や交換時期をチェックすることが可能です。もしも過去に一度もエアコン関連の整備内容が無い場合、一度整備士に相談し最適な提案を受けることが必要です。自身で移動していなければ車検証と一緒にケースに入っていることが多くあります。一度も見たことないという方もいると思いますので、是非一度確認してみてください。

整備記録簿の一例

2.3. 車を使用しているときの異音チェック

日々使用している中で、普段とは違う音がすることがあります。それは、何らかのトラブルの初期兆候である場合も少なくありません。異音の中には、「ブーン」、「ゴー」という低い音、「カチカチ」という異常音がすることもあります。これらの音がしたときは、早急に整備士に相談しましょう。無理に使い続けると、故障を悪化させることになりかねません。

3. プロに依頼すべきエアコントラブル

エアコンのトラブルは、ドライブの快適さを直接左右することが多いですよね。特に、素人には判断が難しい重大な問題が生じた際には、整備士にお願いするべきケースがあります。たとえば、冷媒ガスの不足やコンプレッサーの不調、電子制御系のトラブルなど、専門的な知識と技術が必要です。安全を最優先に考え、適切な処置をしていくことが大事です。

3.1. 冷媒ガスの補充方法

エアコンの冷媒ガスは、効率的な冷却を担う重要な役割を持っています。ガスの量は車を長年使用すると不足することがあります。ガスが減ると冷却能力が低下し、結果として快適な車内環境を維持できなくなります。ガスの補充作業は入りすぎてもよくないため、整備のプロである整備士に依頼しましょう。作業内容としては、まずガスの量をチェックし、必要なガスを補充する器具を取り付け、適切な量を充填します。この際、漏れがないかどうかも確認することが大切です。

3.2. コンプレッサーの交換作業

エアコンのコンプレッサーは、冷媒ガスを圧縮し冷却サイクルを動かすための心臓部分であり、故障するとエアコン自体が機能しなくなります。その交換作業は高度な技術を要するため、経験豊富な整備士に任せるべきです。交換作業の流れとしては、まず古いコンプレッサーの冷媒ガスを安全に抜き取り、次にコンプレッサーを取り外します。新しいコンプレッサーの設置にあたっては、冷媒系統が汚れていないことを確認し、必要であれば清掃する必要があります。取り付け後は、システムにガスを充填し、正常に動作するかテストを行います。

3.3. 不具合箇所の診断と修理

エアコンは、上記のこと以外にも多くの部品で成り立っており、故障箇所を特定することがスタートになることも珍しくありません。故障箇所の特定は整備士の長年の経験や過去の事例などから探していくため、整備士の腕が試されます。故障個所の特定は時間を有することもあります。その場合、費用が高額になることもあるため事前に期間や故障の可能性のある箇所、金額等を確認しておきましょう。

4. 定期メンテナンスで予防する

車内の快適性を保つために、エアコンの定期メンテナンスは非常に重要です。機能不全や故障を未然に防ぎ、長期的に見てコストも節約できるのです。特に、使用頻度の高い季節の前後には、しっかりとした点検を行いましょう。

4.1. エアコンフィルターの定期交換時期

エアコンフィルターは、空気中のホコリや花粉をキャッチする大切な部品です。フィルターが汚れると、エアコンの冷暖房効率が落ち、電力消費が増えてしまいます。また、清潔を保てなければ、空気の質も悪化し、健康被害を招く原因ともなります。ですから、フィルターは最低でも季節の変わり目には交換することをおすすめします。大体、2~3ヶ月に一度の交換が理想的でしょう。交換時期には、エアコンの使用状況や設置環境を考慮することが肝心です。たとえばペットを飼っていたり、たばこの煙が多い環境では、もっと頻繁に交換が必要でしょう。

4.2. 内部クリーニングの重要性

エアコン内部のクリーニングは、効率的な運転と健康のためにも重要です。内部に蓄積したホコリやカビは、アレルギー症状を引き起こす原因となりますし、冷暖房能力の低下をもたらします。年に1度はプロの技術者による徹底的なクリーニングを受けることをお勧めします。特に、エアコンの利用が多い夏の終わりや冬の始めには、次のシーズンへ向けてクリーニングを行いましょう。清潔なエアコンは、快適な室内環境を維持し、健康にも良い影響を与えるでしょう。

4.3. 冷媒ガス補充のタイミング

エアコンの効き目が悪くなったと感じた時、それは冷媒ガスの不足が原因かもしれません。冷媒ガスは、エアコンの冷却と暖房のために必要不可欠です。ガスが減少するとエアコンの性能が低下しますから、適切な補充は大切です。通常、補充の必要が出てくるのは数年に一度ですが、使用頻度やエアコンの状態によって異なります。不審な音や冷暖房能力の低下が見られたら、整備士に診断を依頼しましょう。早めの対応で、故障を防ぎ、エアコンを最適な状態で維持することができます。

5. エアコンの効きを良くする使い方

エアコンの効きを良くするためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。温度設定や風の向き、またはタイミングなど、さまざまな要素が絡んできますが、ここでは特に効果的な使い方にフォーカスして、ご紹介していきます。適切な使い方を心がけることにより、快適な車内環境を維持しながら、ガソリンの消費も抑えることができるでしょう。

5.1. 最適な温度設定とは

エアコンを使う上で、まず重要なのは温度設定です。快適さと省エネのバランスが重要で、一般的には夏は「28度」、冬は「20度」が推奨されています。この設定温度は、多くの人が快適と感じる範囲であり、同時にエネルギー効率の良い設定でもあります。実際には個人差があるので、1度ずつ調節して自分にとってベストな温度を見つけることが大切です。

また、車内の温度差を少なくするために、定期的に内部クリーニングを行い、フィルターの掃除を怠らないこともポイントです。キレイなエアコンは効率よく働きますし、健康にも良い影響を与えます。

5.2. 外気導入と内気循環の選択

エアコンの外気導入と内気循環の選択は、効きを良くする上で非常に大事な要素になります。外気導入機能は新鮮な空気を取り入れることができる反面、外の気温に影響されやすいため、効率が落ちることがあります。そのため、外の気温が室内の目標温度と近い時に利用するのが最適です。

一方、内気循環は部屋の空気を利用して運転するため、エアコンの消費電力を減らすことができます。ただし、長時間同じ空気を循環させると室内の空気がこもる恐れがあるため、たまには窓を開けて換気を行うことが肝心です。

6. 故障時の応急処置

まさかのトラブルはどこにでもふいに起こり得るものです。特に大切な移動手段である自動車内での快適さを保つことは、運転中の集中力や気分と直結します。万一のために、車のエアコンが急に効かなくなった時の応急処置を知っておくことは、割と重要なポイントになるのです。

6.1. エアコンが効かないときの対処法

エアコンが効かなくなると、車内はすぐに不快な温度になってしまいます。まず、エアコンのスイッチを押し、風量の調節が可能か確認しましょう。風は出るが、冷たくない場合はリフレッシュモードや外気導入を試してください。これは、外の新鮮な空気を部屋に取り入れて、循環させる方法です。バッテリーの接触不良やフューズの切れが原因のこともあるため、確認をします。それでも改善されない場合は、整備士に相談してください。応急的には窓を開けることで、自然の風を取り入れて車内の温度を少しでも下げるようにしましょう。

6.2. 暑い日のドライブ対策

暑い日のドライブでは、エアコンがなくても少しでも快適に過ごしたいものです。水分補給は必要不可欠なので、ドリンクホルダーには冷たい飲み物を常備しましょう。また、日差しを防ぐためにサンシェードやカーテンを車窓に取り付けると有効です。長距離を運転する場合には、遠くのサービスエリアで休憩をとり、こまめに体を休める工夫をします。運転席と助手席の間に保冷バッグを置き、小さなタオルを冷やして首に巻くと体温を下げることにつながります。

6.3. 冷媒ガス漏れを見分ける方法

冷媒ガスの漏れは、エアコン効果の減少に直結するトラブルであり、見分ける方法を知っていると便利です。最も一般的なサインは、エアコンをつけた時にいつもより冷えないいわゆる冷却効果が低下することです。また、エアコンの部分から異音が聞こえたり、ガスの臭いがする場合も、漏れが疑われます。冷媒ガスが漏れていると、コンプレッサーに負担がかかり過ぎて故障の元になるため、早めの対応が必要です。専門の工具を使い、漏れを確認する手段もありますが、整備士に診てもらうのが確実でしょう。

7. エアコン修理の費用感

猛暑の日々が続く中でエアコンはもはや欠かせない機能です。しかし、突然の故障に直面したときに、多くの人が心配するのが修理費用です。分からないことが多い中で、どのように対応すれば良いのか、どれぐらいの費用がかかるのかを理解することが大切です。

7.1. 修理費用の相場とは

エアコンの修理費用は、故障の種類や機種、エアコンの年数によって大きく異なります。一般的には、ガスチャージやフィルター清掃といった軽微なメンテナンスであれば数千円から、部品の交換が必要な場合は数万円の出費が見込まれることもあります。特に、コンプレッサーや基盤の交換になると費用が高額になりがちです。

7.2. 修理費用を抑えるコツ

修理費用を抑えるためには、まず普段からのメンテナンスが大切です。こまめにフィルターを交換することで、故障を未然に防ぐことが可能です。

もう一つの方法は、保証サービスを上手に利用することです。新車の場合はメーカー保証、中古車の場合は中古車販売店により多様な保証商品が設定されていることも多々あります。保証に入っており、期間内であれば無償で修理が受けられるケースも少なくありません。保証の内容をよく理解しておくことで、予期せぬ修理費用に慌てることなく対処できるでしょう。

8. よくある質問Q&A

日常生活で避けられないエアコンのトラブル。稼働時に発生する「臭い」や「冷えない」といった問題は、快適な車内環境を保つ上でとても重要です。そこで、皆さんからよく寄せられる質問にお答えし、快適なカーエアコンライフを取り戻すためのお手伝いをしていきます。

8.1. エアコン臭い原因と解消法

エアコンから異臭がする場合、その原因は様々です。カビやバクテリアが繁殖していることが多いため、フィルターの交換やエアコン内部の洗浄が効果的です。これらは数千円で実施することが可能です。臭いが発生しやすい湿度の高い季節には、こまめにエアコンを点検し、清潔に保つことが大切です。

8.2. 車のエアコンが冷えないときの対処法

車のエアコンが冷えない原因には、冷媒ガスの不足や、エアコンフィルターの目詰まりが考えられます。まずはフィルターの交換を行い、それでも改善されない場合は、整備士に相談し、最適な提案を受けましょう。また、コンプレッサーの不具合が隠されていることもありますから、定期的な点検を怠らないことが重要です。

8.3. 自動車エアコンに関するその他の疑問解決

エアコン操作やメンテナンスにおいて、疑問や不安を感じることは少なくありません。例えば、エアコンの効率的な使い方や電費についてのご質問もよくあります。同じような疑問をお持ちの方は多いため、定期的に車の取扱説明書を確認すること、及び専門知識を持つ整備士に相談することをお勧めします。分からないことは、早めに解決することで、安心して自動車ライフを楽しむことができるでしょう。

おわりに 富山市周辺でカーエアコンの困ったはインディオにお任せください!

車のエアコンを快適に使っていくためには、定期的な点検や早期の相談が重要です。インディオでは熟練の整備士がお客様と相談の上最適なエアコン改善の提案をさせて頂きます。是非お気軽にご相談ください

住所:富山県富山市大町64番地1

電話番号:0120-595-008

LINE公式アカウント:@indio